3種類のオートローンを徹底比較!

3種類のオートローンを徹底比較!

オートローンには3種類ある

自動車やバイクを購入するとき、中古車でない限りは100万円以上しますので、現金一括払いでの購入はなかなか現実的ではありません。
マイカー購入者の多くは、オートローンや自動車ローン、マイカーローンなどのローンを組んで車を購入するでしょう。
そんなオートローンも、実は大きく分けて3種類あるのはご存知でしょうか?
「銀行のオートローン」「ディーラーのオートローン」「信販会社のローン」の3種類です。
ディーラーのオートローンは特定のディーラーで利用でき、信販会社のローンは中古車販売店などで利用できます。
銀行のオートローンは、どのお店で車を買っても利用可能です。
その他にはどのような違いがあるのか、項目別に比較をしてみましょう。

 

金利は銀行のオートローンが最も低金利だが

まず、オートローンを組む際に最も気になる点は「金利」ですよね。
マイカーは大きな買い物ですので、少しの金利差が支払総額の大きな差となって表れます。
金利で比較をすると、最も低金利なのは銀行のオートローンで、平均して年2%程度の低金利。
次に金利が低いのがディーラーのオートローンです。
平均して年5%から7%といったところでしょうか。
最も金利が高いのが、信販会社のローンです。

 

しかし、ディーラーのオートローンも、状況によっては最も低金利を打ち出すことがあります。
それは、キャンペーン時期です。
新車のテレビコマーシャルを見ていると、「特別金利」といって年2%程度の金利に引き下げを行なっています。
新車の販売台数を伸ばしたいとき、ディーラーがグループ会社のローン会社と連携して、金利の引き下げを行なっています。
銀行のオートローンや信販会社のローンではこうはいきません。

 

審査は銀行のオートローンが最も厳しい

しかし、いくら低金利のオートローンでも、借りられなければ意味がありません。
次に、審査の難易度を見てみましょう。
3種類のオートローンで、銀行のオートローンのみが購入する車を担保に設定しません。
オートローンに限らず、住宅ローンや法人への融資は、保証人をつけたり担保を設定したりすることで審査の難易度が多少下がります。
担保を設定せず低金利と魅力的な銀行のオートローンは、万が一貸し倒れとなったら大変ですので、そうならない人をきっちり選別します。
よって、銀行のオートローンの審査は、3種類のオートローンの中でも最も厳しいのです。

 

次に審査が厳しいのはディーラーのオートローン、そして最も審査の難易度が低いのは信販会社のローンといえます。
ただし、金利の時と同様に、ディーラーのオートローンはキャンペーン中が狙い目です。
新車の販売台数を伸ばしたいときには、オートローンの金利とともに審査の難易度も多少下げることがあります。

 

銀行のオートローンのみ、車の所有権は本人にある

あまり注目されない点というか、知らない人が多いポイントかもしれませんが、「車の所有権」にも違いがあります。
「車を買ったんだから、その車は自分のものでしょ?」とお思いでしょうが、そうではありません。
実は、ディーラーのオートローンと信販会社のローンを組んで車を購入すると、車の所有権は買った人ではなくローン会社にあるのです。
購入した車の車検証を見てみると、確かに所有者のところには、本人の名前ではなくローン会社の名前が記載されています。
本人が所有者でないと、勝手に車の売買をすることができません
どうしても車を手放したい場合には、ローン会社にお願いして所有権の解除手続きをとってもらわなければなりません。
ローンの返済が終わっていないと、一括返済するか新たにローンを組むかを迫られます。

 

これに対して、銀行のオートローンだけが、ローンを組んで車を購入すると、所有権が本人のものとなります。
ローン返済中であっても、いつでも自分の自由で車を売買できるのです。
もちろん、それでもローンは返済し続けなければなりませんが。

 

ディーラーのオートローンならではの「残価設定型ローン」

ディーラーのオートローンならではのローン商品が、「残価設定型ローン」です。
子ども店長のCMでご存知の方も多いでしょうが、これは数年後の車の買取金額を改めて決めておき、新車販売価格から買取金額を差し引いた価格のみを、オートローンで返済していくという方法です。
残価設定型ローンを利用すれば、憧れの新車も比較的少ない費用負担で乗ることができます。

 

設定期間が来ると、「自動車を返却する」「乗り続ける」「違う自動車に乗り換える」の3つから選択を迫られます。自動車を返却すれば、原則としてローン以外の追加費用は発生しません。
乗り換える場合には、買取金額を差し引いた金額が次の車の販売価格となります。
そして乗り続ける場合には、買取金額を一括で支払うか、残った金額に対して再びローンを組むかを迫られます。
状況に応じて、好きな方法を選択してください。