消費者金融、サラ金、街金、闇金の違い

消費者金融、サラ金、街金、闇金の違い

「お金を借りたいけど、銀行で借りるほど多くの金額ではない」
すぐにでもお金を借りたい

 

そんなとき、どこでお金を借りますか?
頭の中には「消費者金融」「サラ金」「街金」「ヤミ金」などが浮かんでいるでしょう。
しかし、これらの違いを分かっているでしょうか。
違いを分かっていないと、思わぬ損をするかもしれません。
そこで今回は、すぐにお金を貸してくれる貸金業者の細かい違いなどを見ていきます。

 

もともとは「団地金融」が発祥

現在主流となっている貸金業者のルーツをたどっていくと、「団地金融」に行きつきます。
団地金融とは、団地に住んでいる主婦などを相手にお金を貸す業者のことです。
そのような商売が大規模になっていき、現在のようになっていきました。

 

サラ金とは「サラリーマン金融」の略

そんな中、登場してきたのが、まず「サラ金」です。
サラ金とは、「サラリーマン金融」の略で、その名の通り、サラリーマンを相手にお金を貸していました。
駅前や繁華街に店舗を構えて、その場で審査をしてその場でお金を貸してくれるスピーディーさが魅力です。
中には、全国規模で店舗展開をしているサラ金もありました。

 

消費者金融はサラリーマン以外もターゲット

しかし、サラ金の発祥が団地金融だったことを考えると、主婦には潜在的に顧客となる要素がありました。
確かに、家計を預かる主婦ですから、生活費の足しにお金を借りる可能性は十分にあります。
とはいえ、主婦がサラ金の店舗のドアをくぐるのは、相当に勇気のいることだったでしょう。
そもそも、名前が「サラ金」ですので、主婦や学生に限らず、サラリーマン以外の方にとっては極めてハードルの高い貸金業者でした。
とくに1990年代以降、サラリーマン以外の貸金需要が増えていたにもかかわらず、「サラ金」の名前によってお金を借りることに躊躇しては、業界全体に悪影響です。

 

そこで業界団体では、新たに「消費者金融」の呼び名を広めようとしました。
ちなみに、現在のアコムプロミスアイフルモビットなどは、消費者金融といえます。
プロミスは「SMBCコンシューマーファイナンス」のブランドですが、コンシューマーファイナンスを直訳すると、「消費者金融」です。
消費者金融であれば、サラリーマン以外にも主婦や学生、アルバイトの人でも一気に敷居が下がります。
ビジネスモデル自体はサラ金と変わりありませんが、サラリーマン以外の主婦や学生でも借りやすい雰囲気づくりが特徴です。
スタッフと顔を合わせなくてもお金が借りられるように、自動契約機も導入しました。
インターネットからの申し込みもできるなど、最新技術の導入にも積極的です。

 

街金は小規模な消費者金融

アコムプロミスアイフルモビットが全国的に営業活動をしているのに対して、街金は地域密着型の消費者金融です。
駅前に1店舗か2店舗のみ出店している、それくらいの事業規模な業者がほとんど。
事業規模だけでなく、貸し出すお金もさほど多くはありません。
大手消費者金融は500万円くらいポンと貸し出してくれますが、街金ではもっと小口の融資が主流です。

 

ほかに、大手消費者金融との違いとしては、審査方法があります。
大手消費者金融では多くの申し込みの審査を効率的に行うため、機械による自動審査を導入しています。
スピーディーな審査が可能な反面、個人の事情などはさほど考慮されません。
これに対して、街金では個人の事情に合わせて柔軟な審査を行ってくれます。
大手では問答無用で審査落ちになってしまうようないわゆる「ブラックリスト」の人でも、街金ならば返済能力などを見極めて融資してくれる可能性があるのです。

 

ヤミ金は違法業者

そしてヤミ金ですが、闇金は完全に法律違反の貸金業者です。
貸金業を行うためには貸金業の登録をしなければならないのですが、貸金業の登録すらしていないヤミ金も数多くあります。
仮に登録してあったとしても、ほかの会社名義の登録番号を勝手に使ったり、使い捨ての登録番号にしたりなど、誠実とは言えません。

 

法律によって、貸金業者は年20.0%以上の金利でお金を貸してはいけないのですが、それをはるかに超える「トサン」(10日で30%)や「トゴ」(10日で50%)などの違法金利は当たり前です。

 

そして、取り立て方法も悪徳そのものです。
勝手に人の家に押し入ったり、早朝や深夜に取り立ての電話を行ったりなどします。
当たり前ですが、ヤミ金からは絶対にお金を借りないようにしましょう。

 

貸金業者を混同しないように

それにもかかわらず、インターネットなどを見てみると、まっとうな消費者金融やサラ金、街金が、「闇金」の扱いを受けています。
特にサラ金は字面が「ヤミ金」と似ていることから誤解を受けやすく、小規模の経営である「街金」も、その規模からヤミ金と誤解されやすいです。
ごくまれに、ヤミ金まがいの街金やサラ金もありますが、それらは例外中の例外。
ほとんどの業者はまともな業者です。