セカンドハウスローンを徹底解説!

セカンドハウスローンを徹底解説!

家を一つ購入するだけでも大変なのに、2つ目の家を購入する人は、よほど資金に余裕があるか優雅な人に違いありません。
そんなセカンドハウスを購入するのに、現金で気前よく購入する人も中にはいるでしょうが、ほとんどの人がローンを利用しています。
今回は、そんなセカンドハウスローンについてみていきましょう。

 

そもそも、セカンドハウスって何?

自宅以外の家といって真っ先に思い浮かぶのは、別荘ではないでしょうか。
都会の喧騒を離れて、海沿いや高原、温泉地などに別荘を持つ…考えただけで優雅な生活が送れそうですよね。
別荘の賃貸というのはほとんどなく、マンションタイプにせよ、一戸建てタイプにせよ、購入するのが一般的です。
もちろん、常に人が住むわけではありませんが、それでも固定資産税などは支払わなければなりません

 

別荘と少しニュアンスが異なるのが、セカンドハウスです。
別荘が非日常的な暮らしを送るための建物なのに対して、セカンドハウスには日常の暮らしを送る建物の意味も含まれています
例えば、通勤用の住宅などがそれに当たります。
自宅から勤務地までは遠く、通勤が大変だが、かといってお子さんが小学生だったりすると、天候によるストレスなどを考慮して、引っ越す気にはなれません。
そこで、通勤をする人専用の住宅を勤務地近くに購入して、通勤をする平日のみそこに住んで、休日には本来の住宅に戻るといったライフスタイルもあります。
こう考えると、週末に帰る本来の住宅が「別荘」のような感じもしますよね。

 

セカンドハウスローンの特徴は?

セカンドハウスであれ別荘であれ、住宅を購入するにはお金がかかります。
セカンドハウスを購入するにもローンを組むのが一般的ですが、一般的な住宅ローンは利用できないことがほとんどです。
そこで、銀行ではセカンドハウスローンを提供しているのですが、セカンドハウスローンには以下のような注意点があります。

 

@金利が高い

一般的な住宅ローンよりも、セカンドハウスローンの金利は高めに設定されています。
通常の住宅ローンよりも、年3〜4%ほど高い金利で借りなければなりません。

 

A購入するセカンドハウスに制限がある

セカンドハウスローンを利用するためには、購入するセカンドハウスが一定の条件を満たしていないといけません。

  • ローンの申込者もしくは家族が住むための住居
  • 単身赴任で暮らすための住居
  • 自宅より職場に近い場所で暮らすための住居
  • 大学に通うお子さんや独身のお子さんが住むための住居

 

B投資用の物件には利用できない

セカンドハウスローンは、投資用物件の購入には利用できません
投資用物件を購入するのに、そこに自ら住む人はいませんよね。
投資用物件は、購入した後に賃貸にするか誰かに転売するために購入するものです。
ローン申込者が住まない投資用物件は、セカンドハウスローンの利用対象からは外れるのです。

 

C別荘はケースバイケース

別荘についてはどうでしょうか?

  • 単身赴任で暮らすための住居
  • 自宅より職場で近い場所で暮らすための住居
  • 大学に通うお子さんや独身のお子さんが住むための住居

の条件はまず満たさないでしょうが、

  • ローンの申込者もしくは家族が住むための住居

の条件は満たしています。
1年間でどれだけ別荘に足を運ぶかにもより、金融機関によってセカンドハウスローンの対象になる場合とならない場合があります。

 

D住宅ローン控除が利用できない

通常の住宅絵ローンを組むと、ローン残高の1%が10年間控除されます。
控除される分、所得税から減税されるのです。
住宅ローン利用者にとってはありがたい制度ですが、これはあくまでも主たる住居に限られています。
セカンドハウスは主たる住居ではないため、通常の住宅ローンは利用できず、セカンドハウスローンは住宅ローン控除の対象とはなりません

 

E土地だけの購入でも利用できない

一戸建てのセカンドハウスを希望する場合、土地だけ購入して後から建物を建てよう、と考えている人もいるでしょう。
しかし、セカンドハウスローンは土地と建物のセット購入をしなければなりませんので、土地だけ先に購入しても土地代にセカンドハウスローンは利用できません。

 

F取り扱っている金融機関が限られている

住宅ローンは、どこの銀行でも取り扱っています。
個人向け融資の中では最高クラスの融資金額を誇り、利息収入も結構なものですので、銀行としても力を入れています。
これに対して、セカンドハウスローンを取り扱っている金融機関は限られています

 

「フラット35」はセカンドハウスにも利用できる

最長35年間固定金利で人気の、住宅金融支援機構が提供する住宅ローン「フラット35」。
実はこのフラット35、セカンドハウスにも利用できるのです。
しかも、セカンドハウスにもかかわらず、金利は通常の住宅ローンと同一金利です。
ただし、フラット35にかかわらずセカンドハウスローンは審査が厳しいです。