海外キャッシングの注意点とは?

海外キャッシングの注意点とは?

海外旅行の最中、現金がなくなってしまったらどうしますか?
最寄りの両替所に行って日本円を両替するのもいいですが、観光に割く時間を無駄にするばかりか、両替所がない場所やオープンしていない時間帯だと、それも使えません。
そんな時便利なのが、クレジットカードを使った海外キャッシング。
現地の銀行ATMを使って、簡単に現地通貨をキャッシングできます。
正しく使えば便利な海外キャッシングですが、いくつか注意点もあります。
今回は、海外キャッシングの注意点とその対策について見ていきましょう。

 

アメックスとダイナースはほぼ使えない

クレジットカードを使って海外でもキャッシングができるのは、それぞれの国際クレジットカード会社が、独自のキャッシングネットワークを構築しているからです。
自分の持っているカードがATMに対応しているかは、ATMに貼ってあるステッカーで分かります。
「VISAカード」は、「VISA」もしくは「PLUS」のステッカーが貼ってあれば利用可能、「MasterCard」は、「MasterCard」もしくは「Cirrus」のステッカーが貼ってあれば利用できます。
「JCBカード」は、「JCB」もしくは「Cirrus」のステッカーが貼ってあれば利用可能です。

 

この3種類は海外キャッシングの使い勝手もよいのですが、問題はダイナースとアメックスです。
ダイナースは「Diners Club」もしくは「pulse」のステッカーが貼ってあれば問題ありませんが、いかんせん貼ってある場所が多くありません
アメックスに至っては、海外キャッシングができませんので、VISAかマスター、JCBを1枚くらい持っておきましょう。

 

ATM利用手数料がかかる場合がある

日本国内でクレジットカードを使ってキャッシングをしても、ATM利用手数料がかかる場合があります。
概ね、キャッシングの金額が1万円以下だと税別100円、それ以上だと税別100円の場合が多いです。
手数料がかかるかどうかは、カード会社によって異なります。
JCBやジャックス、三菱UFJニコスなどは手数料がかかりませんが、それ以外のカードは手数料がかかる場合が多いです。
多額の現金を持ちたくないからと言って、頻繁に海外キャッシングを繰り返していると、手数料だけで結構な金額になってしまいます。
上記は、日本国内のカード会社が徴収するATM手数料ですが、それ以外にも現地の金融機関が徴収するATM手数料もあります。
二重取りされる可能性もあります。

 

強盗に注意!

日本の銀行ATMは銀行の店舗内やショッピングセンターの店舗内、ATMボックスの中に設置されているケースが多いです。
一方、海外のATMは路上の壁に埋め込まれているケースも少なくありません。
これならば、わざわざお店に入らなくても気軽にキャッシングできるのですが、同時にキャッシングの様子が衆人環視の下にさらされることでもあります。
海外でキャッシングを利用するときには、まず周囲に人がいないかをよく確認しておきましょう。
海外のATM操作に不慣れだと、親切そうな人がやってきて「手伝ってあげるよ」のようなジェスチャーをしてくれることがあります。
渡りに船と思うかもしれませんが、実は羊の皮をかぶったオオカミの可能性も。
親切心を装って暗証番号を聞き出し、カードがATMから出てきたら、カードを奪って立ち去る計画かもしれません。
親切な人も疑ってかかりましょう。
また、キャッシングしたお金を途端に奪われる事案も発生しています。
最後まで気を抜くことのないようにしましょう。

 

ATMに細工がされているかも

日本のATMでも事例が報告されていますが、ATM周辺に隠しカメラを設置しておき、タッチパネルで打ち込む暗証番号を隠し撮りした後、カードを盗む事例があります。
ATMに不自然なリーフレットなどが取り付けられていると、隠しカメラの可能性があります。
タッチパネルで暗証番号を打ち込む際には、手元を見られないように隠しておくといいでしょう。
細工がされているのは、隠しカメラだけではありません。
カードの挿入口に細工がしてある場合も多く、挿入しても細工によってカードが出てこないのです。
細工がされているATMは、挿入口に傷がついているケースが多いので、挿入する前に一度確認しておきましょう。
また、海外のATMは日本のATMよりも故障している割合が高いので、故障していそうならば粘らずに、次のATMを探した方が無難です。

 

金利が高い

国内、海外を問わず、クレジットカードでキャッシングをすると結構な金利が発生します。
どのカードでも、おおむね年18.0%程度の高い金利を設定しています。
キャッシングの返済方法も、基本的にはショッピングの時と同じですが、キャッシングの場合にはできるだけ早く返済することが重要です。
ショッピングの1回払いは金利が発生しませんが、キャッシングは例外なく金利が発生します。
キャッシングの返済方法は、1回払いとリボ払いがあり、ほとんどのカード会社で基本的には繰り上げ返済に対応しています。
早く返済すれば、その分利息の支払いを抑えることができますので、帰国したら返済は早めに行ないましょう。