借り換えローンで返済を楽にしよう

借り換えローンで返済を楽にしよう

日本人は変なところで生真面目です。
金融機関からお金を借りたら、いくら他に条件の良いローンがあったとしても、最初にお金を借りた金融機関で完済をしようとします。
しかしその結果、ローン地獄に苦しんでは意味がありません。
返済を楽にするためにも、有利な借り換えローンがあれば借換えをすべきなのです。
そこでここでは、借り換えローンについて徹底解説をしていきましょう。

 

おまとめローンと借り換えローンの違いは?

借り換えローンと似たようなローン商品に、「おまとめローン」があります。
どちらかと言うと、おまとめローンの方が知名度は高いのではないでしょうか。
借り換えローンもおまとめローンも、低金利のローンにすることで利息の支払いを抑える点では同じです。
しかし、以下のような違いがあります。

  • 借り換えローン…高金利の1件の貸金業者 → 低金利の1件の貸金業者への乗り換え
  • おまとめローン…高金利の複数の貸金業者 → 低金利の1件の貸金業者への借り換え

つまり、借り換え前の借金が1件か複数かの違いです。

 

借り換えローンをするといいローンは?

また、借り換え前のローンの種類も、おまとめローンと借り換えローンではだいぶ異なります。
おまとめローンでまとめる対象となるローンとは、主に消費者金融のキャッシングやクレジットカードのキャッシングなどです。
銀行のカードローンは、この場合対象とならない場合が多いです。
というのも、銀行のカードローンはもともと低金利なため、おまとめをしても大した利息減額効果が見込めないからです。

 

一方、借り換えローンでは消費者金融のキャッシングやクレジットカードのキャッシングはあまり対象としません。
1件のキャッシングを借り換えたところで、利息減額効果は大して無いからです。
借り換えローンで主に対象とするのは、わずかな金利差でも利息減額効果が大きい、つまりは借入金額が大きいローンです。
住宅ローンやマイカーローンなどが、借り換えローンの主な対象です。

 

住宅ローンを借り換えるメリット

中でも、最も利息減額効果が大きいのは、住宅ローンではないでしょうか。
借入金額がけた違いですし、返済期間も最低10年間はかかりますので、それだけ支払う利息も多くなるからです。
では、住宅ローン借り換えのメリットは、どんなところにあるのでしょうか。

 

@利息の減額

住宅ローン借り換えの最大のメリットは、利息の減額ではないでしょうか。
消費者金融のキャッシングでしたら、金利が年0.1%違ったところで大して利息の違いにはなりません。
むしろ、借り換えの手間を考えれば、そのまま返済してもいいでしょう。
一方、住宅ローンは、わずか捻0.1%の金利差が、利息の支払い総額に大きな差となって表れます
多少の手間がかかっても、借り換えを検討しましょう。

 

A金利体系を変更できる

住宅ローンの金利には、大きく分けて「固定金利」と「変動金利」があります。
固定金利と変動金利には、以下のような特徴があります。

 

固定金利…金利は常に一定、適用金利は変動金利よりも若干高い
変動金利…金利の見直しがある、適用金利は固定金利より若干低い

 

金利は景気が良い時には高く、景気が悪くなると低くなる傾向があります。
好景気の時にはどんどん金利が上がっていきますので、あらかじめ固定金利で組んでおけば、市場金利が上がり続けても住宅ローンの固定金利は変動しません。
逆に、景気が悪くなりそうなときにはどんどん金利が下がっていきますので、変動金利の住宅ローンならばそれに比例してどんどん金利が引き下げられます。

 

B返済計画を変更できる

当初は20年で完済予定だったが、給料が下がったため当初より完済時期が遅れそうな場合、借り換えのついでに返済計画の見直しをしておくと、延滞することもありません。

 

住宅ローン借り換えの注意点

一見するとデメリットがないように思える住宅ローンの借り換えですが、デメリットや注意点もあります。

 

@手数料がかかる場合がある

住宅ローンの借り換えをするとき、無料で借り換えられるわけではありません。
金融機関によって異なりますが、保証料や事務手数料を取られる可能性があります。

 

三菱東京UFJネット住宅ローンでは、保証料と事務手数料は以下のようになっています。
保証料:支払金利の年0.2%
事務手数料:借入総額の2.16%

 

一方、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンでは、保証料と事務手数料は以下のようになっています。
保証料:0円〜765480円
事務手数料:32400円

 

保証料や事務手数料の算出方法も、定額と定率とがあり、借入金額が多いほど定率方式で支払う手数料は多くなります。

 

A審査落ちの可能性がある

もちろん、100%借り換えられる保証はどこにもありません。
借り換えの審査に落ちてしまったら、今の住宅ローンのまま返済しなければなりません。

 

Bかなり手間がかかる

住宅ローンの申込の際にもかなり手間がかかりますが、借り換えの際にもかなりの手間を覚悟しなければなりません。
最低でも、以下の書類は必要となるでしょう。

  • 所得を証明する書類(所得証明や給与明細など)
  • 本人確認書類(住民票、健康保険証など)
  • 前の住宅ローンの契約書
  • 重要事項説明書
  • 登記簿謄本、平面図、敷地測量図など

 

いかがでしょうか? 手間はかなりかかりますが、「1000万円以上住宅ローンが残っている」「金利が1%以上高い」「10年以上返済期間が残っている」のであれば、住宅ローンの借り換えを検討してみてください。