学費ローン 学ぶ機会を逃さないために!

学費ローン 学ぶ機会を逃さないために!

学費ローン、進学ローン、学資ローン、教育さまざまな名前がありますが、お子さんが進学するための資金を貸し出すローンです。

 

銀行やクレジット会社、消費者金融でも扱っていますが、利息はどこも低めに設定されています。

 

受験に受かればすぐに入学金を支払わなければいけませんが、それに間に合うローンはあるのでしょうか。入学後もいろいろとお金が入用になりますが、追加融資は受けられるのかなど、調べていきます。

 

進学のためにお金を借りる方法

教育のためにお金を借りる方法はいくつかあります。いくらまで借りられるのか、融資の条件はどういったものなのかを、比較してみます。

 

日本政策金融公庫

国が運営する教育ローンです。

  • 借りるのは保護者で、年収が790万円、個人事業主は590万円までの人。子供の数に応じて、年収条件は変わる。
  • 借入額は350万円まで。下の子供も同じく350万まで借りられる
  • 利率は1.81%の固定金利。年収が少ないと優遇され1.41%となる
  • 返済期間は最長15年
  • 保証人が必要。保証人をたてない場合は、教育資金融資保証基金による保証を利用するが、保証料が必要
  • 奨学金との併用可
  • 受験前から申し込み可能

 

奨学金

  • 借りるのは学生本人
  • 給付型と貸与型がある
    給付型は返還の必要はないが、学生の成績がよくないと不可
  • 日本学生支援機構・一般企業・各大学・地方自治体などに奨学金制度がある

 

銀行の教育ローン
  • 借りるのは保護者
  • 借入額は300万円まで
  • 利率は変動金利で3.475%
  • 返済期間は最長10年
  • 担保、保証人は原則不要
  • 自己資金で入学金等支払後も、ローンを組むことが可能

 

銀行の教育ローン優遇制度

銀行では住宅ローンを現在も借りていたり、過去に別ローンを借りて支払い済みの場合、教育ローンの金利を下げてくれるサービスがあります。

 

自宅不動産などを担保とする有担保型教育ローンにすると、他の教育ローンとは違う高額を借り入れることができます

 

有担保型教育ローン
  • 借り入れ可能額  50万円~3,000万円まで
  • 借入期間     1年~30年
  • 親子リレーローンが可能
  • 団体信用保険加入が義務
  • 分割融資も可能

 

一括納入と違い、万が一途中で退学などしてしまった場合、分割融資の方法だと助かります。退学以後の分は、融資を受ける必要がなくなるのです。

 

学業が長引き、大学院に進学したりする場合は、逆に融資を引き続き受けられます。

 

奨学金のメリット・デメリット

学費に不自由している学生には、奨学金は大きな助けになります。借りられるのはよいことですが、いずれ全額返さなくてはいけません。大学を卒業後、いつまでも奨学金のローンが完済できなくて、若くして自己破産してしまう人もいます。

 

そうならないためには、奨学金を借りる前に返済シミュレーションをして、返せる額を借りるようにするべきです。日本政策金融公庫からも借りるなどして、利息が安くすむ方法を考えましょう

 

奨学金のメリット

企業による学生支援を利用すると、新聞配達などのアルバイトをしながら、奨学金を受けることができます。寮が完備され、給与も支払われますから、学資がなくても進学できるのです。

 

労力と時間をとられますが、お金だけの問題で進学をあきらめていたなら、こういった制度を利用するのもいいと思います。

 

奨学金によっては、返済開始から数年間は、利息だけ支払い元本は払わなくていいという方法をとってくれます。家を出て下宿生活になったりすると、なにかと出金の多い状態になりますから、返済金が少なくてすむのは支払う保護者には救いです。

 

奨学金のデメリット

日本学生支援機構により、学生本人が奨学金ローンを受けた場合、卒業後の支払額が高額になることが問題になっています。

 

学生によっては600万から800万ものローンになっています。そんな金額は働き盛りのサラリーマンだとしても、返すのが困難な金額です。

 

さらに問題となっているのは、ローンの返済が滞ると即座にブラックリストに登録され、新たなローン(フリーローンなど)を組んで、返済の借り換えなどができなくなってしまうことです。

 

学生には実感がないかもしれませんが、企業に就職して最初の数年間は、理想としているような給与は支払われません。その中からローンを支払い、充実した自分の人生を送るのは難しいものです。

 

奨学金をあてにして、学生生活を楽に送れると考えるのは間違っています。借りるにしても、最低限必要な金額ですませ、アルバイトなどで学資を得ていくほうがいいでしょう。

 

保護者の救い親子ローン

学資ローンの問題点は、住宅ローンや新車ローンと違い、万が一破綻した場合、抵当として差し出す担保物件がないということです。

 

お子さんの学習意欲、大学、大学院、専門学校などに進学し、将来希望する職業に就きたいという、その気持ちだけでローンを組むことになります。

 

保護者にしてみれば、老親の介護や自分たちの老後資金、住宅のリフォームなど、いくらでもお金が必要な時期です。お子さんのローンで縛られるのは、きびしいものがあるでしょう。

 

そんなときに親子ローンが組めるのはおおいに助かります。普通の学資ローンは10年で返却ですが、親子ローンですと最長35年、保護者が定年退職した後は、お子さんへと引き継ぐことが可能になるのです。

 

日本学生支援機構から借り入れ、奨学金をお子さん自身で支払わせる方法もありますが、それでローンを支払えないとなるより、お子さんの仕事が軌道に乗るまでの数年間を保護者が支え、その後は自力で払うようにすれば、自己破産などは免れるのではないでしょうか。