返済シミュレーション どう返すのが得か

返済シミュレーション どう返すのが得か

お金は借りたら返すのは当然ですが、どうやって返していくかが悩みどころです。1度で返せればいいのですが、高額の場合当然何回かに分けて返すことになるでしょう。

 

返すためにお金を使ってしまうと、毎月の生活費が苦しくなってきます。どれくらいの金額を毎月返していくのがいいのか、大手金融サイトの返済シミュレーションを参考に考えていきます。

 

借りる前に返済シミュレーション

こちらの例では100万円を借り入れるということで、シミュレーションを行います。同じ借入金額でも返却回数で支払う利息は違ってきます。支払い途中に余裕が出てきて、残りをまとめて返したいというようなこともあると思いますが、まずは毎月の支払いについて考えていきます。

 

20代独身男性 年収300万円の場合

ボーナスなしで計算すると、保険や年金を引かれた手取り金額は20万ということになります。

 

独身で一人暮らしとなると、生活のためのお金が必要になります。家賃、光熱費、食費などですが、最低限その金額は確保しなければいけません。

  • 家賃  7万
  • 光熱費 1万
  • 食費  4万
  • 通信費 1万
  • 雑費  2万

生活費として使っているのが15万となります。残り5万で飲みにいったり、趣味に使ったりしていたのでしょうが、それを切り詰めて返済に充てます。少し暮らしぶりは寂しくなりますが、毎月3万は返していきたいところです。

 

100万円の借入金、実質年利15.0%で返済すると、40回で毎月31.919円の返済となります。払う利息は276.838円となります。

 

40回となると3年と4ヶ月ですから、終わる頃には給与もアップしていることでしょう。そうなると3万の返済は楽に思えるかもしれません。

 

けれど支払う利息のことを考えてください。生活を切り詰め、毎月の支払額を多くするとそれだけ利息も少なくすみます。

 

20回の返済ですと毎月の返済額は56.820円となりますが、利息は136.401円ですみます。利息が半分近くですむのです。

 

利息を安くすませるか、毎月の支払いを少なくして今と同じ生活レベルを維持するのか、返済回数を変えて何回かシミュレーションをしていくと、自分に合った返済方法が見つかると思います。

 

シミュレーションどおりに返せるのか

短期間の返済でしたら、シミュレーションどおりに返せるかもしれませんが、長期となると計画どおりになるのか不安です。

 

代表的な長期ローン、住宅ローンでシミュレーションしてみましょう。マンション購入で2000万のローンを利用したとして、無理のない返済について考えていきます。

 

40代前半既婚男性 子供2人 年収640万の場合

ボーナスは130万として、保険や年金を引いた手取りは毎月34万とします。妻もパートで月に10万の収入があります。

 

これまでの貯金、親からの援助などを頭金にして、借入額2000万でマンションを購入しました。ローンを支払いながらも貯蓄していくか、短期で返せるだけ返してしまうのか、シミュレーションしながら考えていきます。

 

・定年後にローンがあるのはきついので短期で払う

 

40代ですから20年で払えば定年前後に返し終わるでしょう。

 

金利を1.06%としてシミュレーションすると、毎月の支払いが7.5万円、ボーナス時11.2万のプラスで返済が終わることになります。利息は222万円支払うことになります。

 

収入が変わらなければ、返済に問題はないでしょう。子供の教育資金や老後のための貯蓄も少しはできそうです。

 

・退職金で残りを支払うつもりでシミュレーション

 

35年のローンにすれば、毎月の支払いはもっと少なくてすみます。その分学資貯金や、ちょっとした贅沢にお金を回せるでしょう。

 

金利を1.06%としてシミュレーションすると、毎月の支払いは4.6万円、ボーナス時6.9万円のブラスとなります。支払う利息は396万円になります。

 

毎月の支払いは安くなっていますが、支払う利息はやはり倍になります。利息は高くなっても、今、持っている現金が多いほうがいいと思われるのなら、こちらの支払い方法を選択するのもいいでしょう。

 

退職金が出たら、残金を一気に払ってしまうか、または不安なので現金は持ったまま、ローンを35年払い続けるか、シミュレーションを参考にして決めてください。

 

ただしこれはあくまでもシミュレーションです。想定外の会社の倒産や家族の病気など、収入が減ったり、支出が増えたりすることもあるのです。

 

大丈夫だったはずの返済が滞ることもあるのですから、貯蓄をしつつ支払える金額を想定して、シミュレーションを行うべきだと思います。

 

銀行、ローン会社のシミュレーションシステムを利用する

ネットでシミュレーションサイトを見つければ、簡単にシミュレーションはできます。借入額を入力すれば、何年で返すなら毎月いくらと、すぐに答えが返ってきます。借り入れの予定があるなら、ぜひ試してみましょう。

 

シミュレーションで安い返済金額がでたからといって、必要額以上を借り入れするのはやめておきましょう。借りたらできるだけ早く返し、次にはそれまで返済金に充てていた分を、貯蓄に回していきたいものです。